津屋崎・毎日の大切なこと

津屋崎で日々暮らすなかで、耳にし、目にし、口にする、いろんなモノゴトを、自分の軸を持って綴ります。

同化

空間というのは、思っているより区切られているのかもしれない。 だから、入っていないところに入っていることもある。 空間の仕切りは、壁や扉だけではないということだ。 何かの空間に入ると、たぶん複数の存在というのは同化を始めるのだと思う。 万有引…

お金はもうある程度でいい。

野菜を作っているから、 肉とか、魚とか、服とかと交換したい。 交換相手が、 無理のない距離にいて、 こんな営為に面白みと大切さを感じてくれる人がいてくれると幸せ。

誰が誰を怒ればいいのだろうと思った。

先日、友人に誘ってもらって、中学生たちとともに朝倉のボランティアへ行ってきました。 印象的に、あんまり進んでないです。 ボランティアさばきも大変そうでした。 そりゃー、毎日どんな人が何人来るか、わからないから、難しいですよね。 ボランティアへ…

ラスコー展に行って来ました。

もう先週の話になりますが、ラスコー展に行って来ました。 なんの展示かというと、2万年前くらいの壁画の展示です。 考古学をしていたものの、 この辺はどちらかというと人類学という微妙に違う分野になるので、 ほとんどノータッチ。 というか、石器などは…

シュリハンドク#02を実施しました。

学生企画実行部の個人企画 シュリハンドクを実施しました。 この企画は、神社好きの中学2年生の女の子が、 町にとって大事な神社は、この町の財産であって、 みんなで綺麗にしたほうがいいと、始めた企画です。 この企画のいいところは、ただ掃除をするだけ…

差し伸べるのか?

災害が増えて来た。 これからきっと戦争も増える。 闊歩するように行われる支援は、 これから歩調を変えるのだろうか。 いや、むしろ、歩みを止め、旅路を見据え、そして引き返し始めるんじゃないだろうか。 差し伸べていたものの、根源が問われ始める。

人の楽しみ方について。

不倫報道が多いし、それを叩く人も多い。 そして、不倫を叩いている人を、叩く人もちらほらいる。 どちらの人たちも、何かしらの正義を掲げ、 優越に浸りたがる。 人って、他人のことで楽しむのが基本的に好きなんだと思う。 そして、それを悪といいつつも、…

手段

社会、というのは、数多くある道具の一つじゃないのだろうか。 えんぴつと社会は、同列じゃないのだろうか。 必要な時の選択肢として、社会を手に取り、不要な時は置く。 そんな社会の使い方はできないのだろうか。

山笠

津屋崎の山笠は町の人々の無病息災を祈るお祭りです。 なので、誰のためでもない自分たちのためのお祭りです。 福津市は津屋崎町と福間町が合併して出来た市です。 津屋崎の山笠を、隣町の福間の人も結構知りませんでした。 「津屋崎でも山笠をしよるんやね…

発散

見つめていると崩れていく。 というか、そもそも組まれているわけではないことに気がついていく。 文字を見つめていると、意味が薄れていき、ただの無意味な形になっていくことに近いかもしれない。 星座のようにつながっていないものが無理矢理つなげられ、…

【募集】ボランティアを募集します!

学生企画実行部のサポーターを募集します! 昨年4月から始めたこの部活動ですが、 子供たちが主体的に考え行動することを大事にしています。 昨年は、こんなことをしました! nobukicorner.hatenablog.jp こうやって子どもたちの主体性を引き出しながら、 関…

抗うこと

抗っていることの、問題の本質を見極めたとしても、 その問題自体が、本質的な問題かどうかは別の話だ。

表面に成長を感じないように努力する。

中学生が自分で考え自分で活動することをサポートしていると、 どうしても、 ちゃんと意見を言えたとか、プレゼンがちゃんとできたとか、 企画を実施できたとか、 そういった目に見えて簡単に確認できるものを「成長したなー」と感じるポイントにしてしまい…

水をかける

僕が農業を始めた頃、ばあちゃんから「水かけ5年」と言われました。 野菜に水をかけることはとても難しく、 できるようになるためには時間がかかるということです。 これは本当に間違いない。 まず、水かけにムラがあることに気がつきます。 次に、表面を濡…

学生企画実行部、新入部員を募集しています!

早いもので、2年目となりました。 昨年4月に、つながりのある子に声をかけて始めたこの部活動。 1年でいろんな活動をしました。 nobukicorner.hatenablog.jp この活動の中で、私がしていることは、「なにもしない」ということ。 何もしないことに努めている…

平成28年度 学生企画実行部 活動実績

平成28年度 学生企画実行部 活動まとめ 5月 福津市住みよいまちづくり推進企画 申請 「年の差の親友をつくろう!」小学生と高齢者の交流企画 ふくとぴあにて、プレゼンテーション →無事に採択 15万2000円の活動費を得る 暮らしと遊びの夏休み 会議参加 6月…

津屋崎の子ども山笠が町を走り抜けました。

昨年の秋口に、学校発信で始まった子ども山笠作り。 PTA、山笠保存会の協力もあり、驚くほど短い期間で完成しました。 nobukicorner.hatenablog.jp 11月の東雲祭では、3年生が担いだ山笠が 体育館の中を走り、地域でも大きな話題となりました。 「体育館の次…

学生企画実行部 よっちゃん祭へ、出店します。

「中学生、よっちゃん祭へ出店します。」 豚汁をだそう!おにぎりも出そう! でも、これ同時に渡したら、食べづらいね! という発想から生まれた、商品。 「豚汁茶漬け」 おにぎりに、出汁強め、具材小さめの豚汁をかけるというちょっとふざけた商品ですが、…

卒業式と入学式

津屋崎中学校の運営協議会に入っている関係で、 卒業式と、入学式に参加させていただきました。 この中学校を卒業して、10数年。 当時、遠くに感じていた今の年齢は、 驚くほど早く訪れました。 そして、目の前にいる彼らに感じる 大人から見た幼さよりも、 …

青も、赤も光である。

青が好きだ、青にしよう。 青じゃダメな気がしてきた、赤がいい気がする。 赤にしよう。 しばらくして、 青には青の美しさが、赤には赤の美しさがあるんじゃないか。 そんな風に思い出す。 そして、きっといつか気づくのです。 実はそこに境目はなく、 光以…

4月の畑参観日のお知らせ!

【4月の畑参観日のお知らせ】 畑参観日は、津屋崎の農家さんと畑を参観して、農や、野菜を身近にするためのイベントです♪ 今年は、さんたね畑への訪問を中心にして、少しテイストを変えて実施していこうと思います!というかちゃんと計画的に実施したいと思…

中学生たち初めての助成事業報告会

昨年5月に採択された高齢者と小学生の交流事業の報告会に向けて、 準備が進んでおります。 明日が本番なので今日は本格的なリハーサル。 5分の持ち時間で、 4分52秒、4分51秒、4分53秒と安定した発表。 文面も彼が1人で考えました。僕が突っ込んだのは、 「…

民間学童始めます。

在りたい姿を描けるようにと始めた教育事業。 昨年秋、4年目に入る頃、見直しを開始しました。 わかりやすく、やろうとしていることを、 振り切って!と作ったのがこれです。 今までは塾でした。 4月からは、生活の一部となります。 そして、本当の意味で…

城崎国際アートセンターへ行ってきました。

1月頭、大寒波が襲ってきたあの日。 僕は城崎にいました。 福岡で、城崎といっても馴染みがないですが、 大阪京都では、かなりメジャーな温泉地だそうです。 ただ、目的は湯治ではありません。 軸は、教育。 「学校教育」では input(授業)と、output(テ…

2月の畑参観日のお知らせ!〜ジャガイモ植えと、畑ホットサンド〜

2月の畑参観日のお知らせです! 畑参観日は、 津屋崎の農家さんと畑を参観して、 農や、野菜を身近にするためのイベントです♪ 今年は、さんたね畑への訪問を中心にして、 少しテイストを変えて実施していこうと思います! というかちゃんと計画的に実施した…

子供達の主体性について

あくまで「させる側」の教育的立場から見て(なのであまり好きではない「させる」等の表現になるんですが)、 以下があると思っていて、 ① 答えを教える=ティーチング ② 答えに気付かせる=コーチング ③ 答えを創らせる=ファシリテーション ④ 答えを求めさ…

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。 気がつけば、大晦日でした。 地域の神社で慌ただしくお蕎麦を振る舞っていると、 知らぬ間に年が明けておりました。 それくらいに本当は境目がない。 なので、まだ2017年にピンときておりません。 2017年を噛みしめるため…

岡ノ二公民館で合宿中です。

中学生たちが冬休みに入ったので、 合宿を行なっております。 目的は、チームビルディング。 最初は僕がプログラムを作っておりましたが、 中学生たちが「お客さん」になってしまうのでは?という不安から、 部長の牧薗と話し合い、彼らが作り上げる合宿とい…

キャリア教育で先を行く、宮崎県立飯野高校へ行ってきました。

先週末(12月8日)、宮崎県えびの市にある飯野高校へいってきました。 一般的な基準から飯野高校を説明すると、 偏差値は、40台(津屋崎のある第4学区だと玄界高校くらい) 各学年の定員は120名。 普通科(総合コース、探求コース)生活情報科の三…

それではなく、これだという言明について

対立的なそれと、 調和的なそれを、 比較して善を提示するとき、 それらがそれぞれ依存的関係にあることを忘れてはいけない。 それがあって、 これがあるのだ。 そして、 それではなく、これだと言う表現をするとき、 その言明の性質自体を顧慮しなくては、 …