田舎で仕事を作るためには、高く売らないといけない
ー都会と田舎ー
都会には、ブランド力のついた企業やお店が集中しています。
よく売れるものが、よく売れる場所に集まるのは当然のこと。
全てがそうではないですが、均質化され整った商品が、たくさん並んでいます。
福岡だと、博多シティや、天神のお店の並びを想像すればいいと思います。
私たちのような田舎に住むものは、祖父母や両親の購買を見ながら育ってきたので、
いいもの、ちゃんとしたものは、福岡市内、博多や天神まで買いにいくという価値観が少なからず植えつけられているように思います。
戦後の名残でしょうね。
モノの行き来は、ノードに集中するため、
必然的に良いもの(多くの人が必要とするもの、良いと感じるもの=売れるもの)は博多や天神に集まりました。
当然、通常手に入れられないものが、
商人の手によってそこにやってくるわけですから、
価格は高くなります。あるいは、高く設定されます。
それがいつしか都会に(博多や天神)あるものは、高い(高く設定してもよい)とされるようになったのではないでしょうか。
現代は、その価値観の歪みが、田舎に現れているよう思います。
ー都会は高く、田舎は安いー
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