お野菜郵送の継続を検討中
お野菜の「郵送」を初めて1年が経ち、
ご利用してくださる方もだいぶ増えてきたのですが、
そのことで、問題もそれなりに増えてきました。
たまにあるのですが、
「野菜が腐っているから、受け取らない」ということで、
発送したお野菜が戻ってきます。
弊社は、水曜日だけの定期発送で、郵送の場合大体の場所に翌日到着します。
ですので、木曜日に到着した時に、腐っていたり、食べられない状態であれば、
全面的に謝罪をし、料金の請求も取り下げています。
基本的にお野菜が1日2日で腐敗することはないのですが、
どうしても、雨が続くときや、高温多湿の場合は、
そのようなことが起こってしまいます。
弊社にとって、これは問題ではありません。
自然現象なので、謝ることしかできませんし。
ただ、最近多いのは、注文し、木曜日到着、さらには時間指定ができるとわかっていながら、
なんらかの都合で受け取れず、再配達を依頼し、土曜日や日曜日に中身を見た人が、
「腐っているから受け取らない」ということで、
お野菜が戻ってくるのです。
本来は、受け取れなかったのは自身の責任になるので、
突き返すということは、常識的にありえません。
弊社としては、いつも良くして頂いている農家さんからお野菜を預かり、
梱包し、発送をしています。そのお野菜を育てる苦労もしっています。
お野菜の中には、僕が苦労をして育てたお野菜も含まれています。
それを勝手な都合で、突き返し、挙げ句の果てには謝罪もない。
そのお野菜を育てるために、
どれだけの命を犠牲にしているか、
どれだけの苦労が費やされているか。
特に、うちのコンセプトは、「私が作ったお野菜は、誰が喜んで食べてくれているかわかる関係をつくる」というのもあるので、
その想いを足で踏みつぶされるような感覚になります。
不思議と、直接会える範囲の方は、このようなことはありません。
やはり、物理的な距離ができると、気持ちの距離も大きくなり、
相互理解は、かなわないのだろうと思います。
食べることは、決して生きることではない。それは、平和ボケした新人類の戯言。
食べることは、殺すことだ。
日々、命を買っていることを、自覚すべきだ。
どうしても人間は食べられる対象ではないから、
この言葉に悪い感覚しか抱かないかもしれないけれど、
純然たる事実なんだ。
といういわゆる「消費者」に憤りを感じながら、
郵送のサービスを今後どうするか検討中です。