津屋崎・毎日の大切なこと

津屋崎で日々暮らすなかで、耳にし、目にし、口にする、いろんなモノゴトを、自分の軸を持って綴ります。

入りては見えぬ

山は、離れないと、全貌が見えない。

 

大きな山であればあるほど、

遠くから見ないと、全貌が見えない。

 

何事も近ければよくわかるというのも間違えだ。

 

山に入るとその全貌は見えない。

どうあがいても。

頂きも、ルートも、形すらも見えない。

 

見えるのは目の前だけ。

 

私たちは、どんな山を登っているのでしょう。

 

また、どんな山を登るべきなのでしょう。

 

離れなければ描けない。

入らなければ進めない。

 

マルクスは、ビッグピクチャーを描いたけれど、

それは一つの山であったように思います。

 

今描かないといけないのは、縦走路なのかもしれません。