怖さ
事実というのは多面的である。
そこに転がっている石ころを拾い上げた時、
「おー!地球の一部を持ち上げた!」というのも事実であるし、
「なんだ何の変哲も無い鉱物か」というのも事実である。
前者が、Goodであり、後者がBadであるかのように、
振る舞ってしまうことがあるし、
私の携わる教育では、
前者のみしか教えていないのでは無いか、という怖さがある。
前者と後者、両方で捉えられて、
思考できることが重要なのである。
石を拾い上げて、
「なんだ輝緑凝灰岩製太型蛤刃石斧の未製品か」と言ったら、
きっと彼/彼女とは気が合う。
This is Nobuki speaking.