津屋崎・毎日の大切なこと

津屋崎で日々暮らすなかで、耳にし、目にし、口にする、いろんなモノゴトを、自分の軸を持って綴ります。

次の段階へ

僕が運営している学生企画実行部。

 

日々、彼らが考え、いろんなことを実行しています。

 

僕の主な役割は、

話を進める上での手法を教えることだったり、

姿勢を伝えることだったり、します。

 

なので、主に、僕の作業は、

今目の前にあることの、

横の広がりと、

深さを、

拡張してあげる事なのかなと思っています。

 

それで、僕が先回りして教えてあげることは、

ほぼ教え切ったのかなというのが、

ここ数ヶ月の状況です。

 

ここから先は、いわゆる、

「求めよ、さらば与えられん」

というステージになって来ます。

 

何ができないから、これが欲しい、どうすればいい??というステージですね。

僕はそれに対して、持っているものは与えるし、持っていないものは持っている人から貰ってきて与えることを始めるのだと思います。

 

 

 

ですが、その前に、

最低限の姿勢というのは、

それぞれの子たちには持っておいてもらわないといけません。

 

なぜなら、私たちの部活は、

実際に社会に関わっていく活動だからです。

 

お遊びじゃないし、

学校の中にいるようにビニールハウスで守られている訳でもない。

 

実際に、この部活が、

やるかやらないかで、

地域がどうあるか変わってくるのです。

 

そう、そんな力を持っているから、

つまり、

「覚悟」がいるのです。

 

やる気があるからやる、とか、

やる気がないからやらないではなく、

一度やると言ったからには、

頑張って努力してやりきる。

それが必要になって来ます。

 

じゃないと、協力してくれる人、参加してくれる人に失礼になりますからね。

 

年明けは、ここからスタートするのだろうと思います。

 

一方で、

 

まだ、彼らの中には、

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やる気があるからやる、とか、

やる気がないからやらないではなく、

一度やると言ったからには、

頑張って努力してやりきる。

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という経験はもちろん、感覚を持ったこともない子もいます。

 

彼にとっては、

きっとこれは苦痛になってくるのだろうと思います。

 

ですが、今まで十分に手を差し伸べて来ました。

最近それが甘えとなって出ているような気もしています。

 

駒を進め、

彼の選択を待とうと思います。

どんな選択でも、善でも悪でもない。

彼の向かうもの次第。

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