仕事をするために、稼がないといけない。
稼ぎたいから仕事をする。
仕事をするために、稼がないといけない。
僕の事業は、どちらかというと後者になります。
もちろん必要最低限は稼ぎたいし、
その点はかなりストイックに計算していかないといけないのですが、
綺麗事を掲げながら、それに即して仕事をすると、
「ある程度、稼がないといけない」という立場で行動をしていくことになります。
ニーズに即した商品を開発し、「よっしゃ、ばんばん広告打って、売ってくぜ」という方法は、当然とるべき手法ではありますが、
これは僕たちの場合、コンセプトを乱す事になり、それがそのまま信頼関係へと響いて行きます。
そもそも僕たちの仕事は、「いわゆるニーズ」から出発していません。
社会に対して「きっとそれじゃまずいから、こうやって行った方がいいんじゃない?僕らは手の届く範囲でやってみるから」という感じで、
いわゆるニーズの行く末に不安や疑念を抱くことから出発しています。
だから、そもそも(何億も)(すぐに)稼げるような事業ではないんです。
だって、ニーズがないところでやってるんだから。
簡単にまとめると、
社会にとって良いと思っていることをやっているから、
お金にあざとく出来ないけれど、
生きてくためには、ある程度稼がないと行けない。
→仕事をするために、稼がないと行けない
ということです。
そんな仕事をしていると、
仕事を続けるために必要な収益性のある仕事の分量と、
コンセプトに関わるお金にはなりにくい仕事の分量のバランスが、
たまにわからなくなってしまいます。
後者を優先的にしたいけれど、
前者をしないと潰れてしまう。
三粒の種も、そういう事態(コンセプトは強いが、収益性が低い仕事ばかりしている)に陥っていたので、今年から事業活動を分類するためのマトリックスを作成しました。
ただ図を書いただけなんですが、かなり日頃の活動が整理されました。
また、これからやって行くことが、どの部分にあたるのか、整理出来るので、
資金の投下量や、スピードをスムースに設定出来ます。
これとは別にもう一つマトリックスを作りました。
ある活動が、長期的なものなのか、短期的なものなのか、整理するための図です。
個人的に、せっかちな正確なので、すぐに成果を求めてしまいますが、
こうやって整理することで、成果への焦りも軽減されるし、
長期的な視点で改善することが出来るようになって来ました。
かなりバランスが整理されて来たと感じています。
バランスがきちんととられていれば、それを元に建てられたスケジュールをこなしていくだけです。
同じような、立場の事業者さん、共に頑張りましょー♪