津屋崎・毎日の大切なこと

津屋崎で日々暮らすなかで、耳にし、目にし、口にする、いろんなモノゴトを、自分の軸を持って綴ります。

2016-01-01から1年間の記事一覧

岡ノ二公民館で合宿中です。

中学生たちが冬休みに入ったので、 合宿を行なっております。 目的は、チームビルディング。 最初は僕がプログラムを作っておりましたが、 中学生たちが「お客さん」になってしまうのでは?という不安から、 部長の牧薗と話し合い、彼らが作り上げる合宿とい…

キャリア教育で先を行く、宮崎県立飯野高校へ行ってきました。

先週末(12月8日)、宮崎県えびの市にある飯野高校へいってきました。 一般的な基準から飯野高校を説明すると、 偏差値は、40台(津屋崎のある第4学区だと玄界高校くらい) 各学年の定員は120名。 普通科(総合コース、探求コース)生活情報科の三…

それではなく、これだという言明について

対立的なそれと、 調和的なそれを、 比較して善を提示するとき、 それらがそれぞれ依存的関係にあることを忘れてはいけない。 それがあって、 これがあるのだ。 そして、 それではなく、これだと言う表現をするとき、 その言明の性質自体を顧慮しなくては、 …

部室三ヶ条

中学生たちが自分で企画して実行する 「学生企画実行部」 いろんな企画を準備して実行する中で、 必要な姿勢というのが見えてきました。 自分自身に対しても、 相手に対しても、 解決したい問題に対しても、 彼らが、それぞれ、彼ららしくあるために、 必要…

渋柿もらいました。

ある日、山へ竹切りに行く途中、民家の敷地の中で、 たわわに実った渋柿の木を見つけました。 気がつくと、 インターホンを押していました。 「すみません、渋柿、ください!」 僕は、名を名乗ることもなく、言い放ちました。 向こうからしたら、まさに、 「…

「変わる必要がある」について

社会や人類に向けて、 「変わる必要がある」と言ってる人によく出会う。 し、僕もそのように思っていた。 でも、 「変わる必要のあることなんて、そんなにないんじゃない?」 と、最近思う。 もう少し踏み込むと、 「変わることは解決策じゃないんじゃない?…

大島トレッキングの下見に来ております。

今週末は、大島牧場のイベント。 二日目にトレッキングを入れているので、 コースの下見に来ました。 九州オルレ 宗像・大島コースというルートを行く予定。 何気に知りませんでしたが、福岡のオルレコースとしては、このコースが最初らしいです。 九州オル…

何をしているんだろう。

よく何をしているんだろう、という感覚に陥る。 明確な目的とか、方向性とか、そのような類への疑問ではなく。 ロジックが崩壊したような何か。 崩壊したというのも少し違う。 そもそも組み合わさっていなかったということに気がつくような。

保育園の芋掘りをしました

今日は福津市にある保育園の芋掘りをお世話しました。 0歳〜2歳の子供たちが、18人。 当然、掘れないので、 一度掘り上げて、また見えるくらいに埋める作業をしました。笑 その場で焼き芋もして、美味しかったようでなによりー サツマイモって取り立ては…

11月26日(土)〜27日(日) 大島牧場へ行こう!01

宗像市にある大島。 近すぎる島で、僕は今年の5月まで行ったことはありませんでした。 釣りをする人は結構行くのかな?? 人口は700名程度で、福岡県では一番大きな島です。 大島といえば海!と言うイメージがありますが、 原生林の残る山が、島全体に広…

意外なことも、わからないことも多い。

何がどうなるかわからない。 グーテンベルクが印刷機を発明したおかげで、 眼鏡が普及するとは思ってもみなかったし、 そのおかげで、顕微鏡ができるとも思わなかった。 顕微鏡の発明から20年後、望遠鏡ができ、ガリレオが地動説を説いた。 もー、うそん。…

いいカフェを見つけました。

昨日の夜から、 ジョウロで注ぐような雨が降り続いています。 この中途半端な雨が、僕を休みへと誘ってくれます。(畑作業をしなくていいという意味で 笑) そんな今日は、本を読もうとカフェを探していました。 美味しい飲み物がでて、好きな体勢で本を読め…

学生企画実行部との関わり方

今年の4月から始めた学生企画実行部は、 メイン3名、緩やかに関わっている子 2名 の、約5名で活動を進めております。 ちなみに、活動は毎日です。 土日も活動するときはします。 通常の部活と思ってもらったらイメージしやすいと思います。 そして、民間…

とあるやりとりと、

とある日のお野菜を取ってくれている方とのやりとり。 うーさん 安納芋、甘くてとても美味しかったです(≧∇≦) おいもボーロを作ったら、いっぱい食べました! 離乳食にも手作りおやつにも安心して食べさせられるし、 おいも以外のお野菜も味が濃くていつも感…

ボーダーがぼんやり

僕が行う活動は、必要な事をシンプルに行う、ということを大切にしています。 必要な事だからこそ、誰でも出来ないといけないし、 何かとの違いを狙ったひねりは、本質から逸れる/逸れやすい、と思っているからです。 そんな想いの中で、現在力を入れている…

自己の大きさ、ないしは小ささについて

投影された自己を立ち振る舞わせる舞台において、 その投影された自己と舞台の関係を、 どんな大きさ、ないしは小ささで、在らせるのか。 舞台の大きさは一定。たぶん。 認識する幅で大きくも見えるし、小さくも見えるけど、 在るものとして在る。からそもそ…

子供山笠

津屋崎には、祇園山笠があります。 1714年から続く無病息災を願う神事です。櫛田神社から勧請していただくことで始まりました。 追い山は、7月19日に近い日曜日。 7月になると毎週土日は準備のため多くの地域住民が集まり、ともに手を動かします。 …

足元の疑

そこから発せられる認識され得るものの認識は、 徹頭徹尾、検証不可能なそれである。 そして、それは発せられると同時にその源泉からかけ離れ、 干渉を受け、世界から修飾されるのだ。 自己は、修飾されたそれを源泉のそれとして認識し、 誤謬のなかで生きる…

嬉しそうな。

昨日は、波折宮のおくんちと、奉納子ども相撲大会でした。 まだ準備中のお昼過ぎ。 いつも見ているはずの波折様が、 笑っているように見えました。 だから、僕は、心の中のそれを、 それでいいんだ、と思えました。 手を洗い、藍の家が寄贈した手拭きで一番…

世界の中心

小さな小さな視点だけど、 世界の中心を見つめています。 「大切さ」からそのような解釈になるのかもしれないけれど、 でも、僕の精神的世界の中心なのではなくって、 間違いなくその人のために必要なものが、 世界から供給される瞬間を何度も見てるんですね…

優しい農業の営み方 「何かを通して地域が優しく在るということ」

「何かを通して地域が優しく在るということ」について、 一つの手段のお話しをしようと思います。 目次 1、津屋崎野菜の宅配便で行っていること 2、気になる実際のお金のこと 3、食べてくれる人の優しい広げ方 4、無理のない野菜の育て方 5、最後に 三…

滲み出る

とても悲しい感情が1日続くことって、 あまりないんですが、今日はそんな日でした。 何か滲み出るような悲しさで、 何かに原因があるわけでもなく、 自分の中から滲み出る悲しさ。 きっとどこか虚しさや無力感みたいなものが、 そうさせている気がします。 …

一秒の中にも宇宙は全部入っている。

今日はさんたねMTGを開きました。 三年前につくったものを見つめ、 その社会とのコミュニケーションツールを、 創り変える作業に入りました。 創るというのは、いつも胸が踊る。 羊飼いが言いました。 「この一秒にだって宇宙が全部入ってるんだ。」 そう考…

手放す。

僕たちも手放すタイミングが来た。 そんな気がする。 最初に握りしめた、あのなんだかわからない答えらしきものを。 三年で一区切りなのかもね。 この最初の答えは、なにも見ぬまま産んだ答え。 手放すのも遅すぎたのかもしれない。 ただ、その答えにすがっ…

20年後の絶対

僕「20年後はYさんと同い年かー、なにやってんだろうね」 「なにやってんでしょうねー、全然わかんないですねー」 僕「わかんないねー、でも絶対今とは違うことをしてると思うなー」 「あー、でも意外と絶対とは限らないかもですよ。意外と意外と」 と、その…

好き

今日は朝から百年読書講座でした。 今回から中学生も参加です。 課題図書は、スタートに戻ってショーペンハウアーの「読書について」 古い哲学書です。 彼らにとっては、始めて触れる哲学書。 内容を大人2人がまとめてきて、説明します。 節ごとに、感想や…

ポンっと置かれた。

ポンっと置かれた。 という言葉が好きだ。 それ以上でもなく、それ以下でもなく。 ただそこにある感じ。 そして、三粒の種を通して、自分がどうありたいか、 というのも、この言葉が当てはまる。 感覚の話ではあるけれど、 最近ちょっとずつ言葉になってきた…

心から

心から、 という感情に、最近よく触れます。 きっかけはわかっているけれど、とても不思議な感覚です。 心から悩んで、何もないように思えるところから何かを探そうとして、 深ーく、深ーく潜って、気付くんです。 その潜っている空間は、探していた何かに満…

見えるものと見えないもの

ポンティが言っていました。 見えるものが見えないものとして、見えるものを見えさせる。 って。 中秋の名月の今日。 その見えるものは、雲、真っ只中だ。 何もみえない。 ただ、今日において、見えることと見えないことは、本来重要ではない。 お月見とは、…

3年が経ちました。

三粒の種が動き始めて3年が経ちました。 早いものです。 たくさんのご迷惑をおかけしながら、 たくさんの愛情をいただき、 歩んできました。 振り返って、 僕たちは何をしてきたんだろう。 何を成したんだろう。 なんて考えてしまいます。 でも、まだたった…