「変わる必要がある」について
社会や人類に向けて、
「変わる必要がある」と言ってる人によく出会う。
し、僕もそのように思っていた。
でも、
「変わる必要のあることなんて、そんなにないんじゃない?」
と、最近思う。
もう少し踏み込むと、
「変わることは解決策じゃないんじゃない?」
と思う。
変えようと提示する善は、悪があるからこそ善なんだと思う。
そして、その善が、悪がなくなったあと善である保証はどこにもない。
認識の向上の中で、増える区分。
それに伴って増える悪と認識されるもの。
たぶん、それはこれからも続いていく。
きっとそんななかで増えていく問題を解決するためには、
それはそれとして、これはこれとして、境目がないことを認める、
あるいは境目を消すことを意図することが、
必要になってくるんじゃないのかなと思う。
ソフィストがはびこり始める。
答えという言葉いつか消えてしまうような空気も感じています。