津屋崎・毎日の大切なこと

津屋崎で日々暮らすなかで、耳にし、目にし、口にする、いろんなモノゴトを、自分の軸を持って綴ります。

山笠

津屋崎の山笠は町の人々の無病息災を祈るお祭りです。

 

なので、誰のためでもない自分たちのためのお祭りです。

 

福津市津屋崎町福間町が合併して出来た市です。

 

津屋崎の山笠を、隣町の福間の人も結構知りませんでした。

「津屋崎でも山笠をしよるんやね」という声を、何度も聞いたことがあります。

 

それは、自分たちのためのお祭りであって、

たくさんの人に来てもらう意味も、

ひけらかす意味もなかったからだろうと思います。

 

ですが、ここ数年見物客が増えてきました。

参加者も増えてきたと思います。

 

広げようとしている人は、なぜ広げようとしているのだろうか。

なぜそれをグッドと思うのだろうか。

 

発散

見つめていると崩れていく。

というか、そもそも組まれているわけではないことに気がついていく。

 

文字を見つめていると、意味が薄れていき、ただの無意味な形になっていくことに近いかもしれない。

 

星座のようにつながっていないものが無理矢理つなげられ、

適当な意味があてがわれる。

【募集】ボランティアを募集します!

学生企画実行部のサポーターを募集します!

 

昨年4月から始めたこの部活動ですが、

子供たちが主体的に考え行動することを大事にしています。

 

昨年は、こんなことをしました!

nobukicorner.hatenablog.jp

 

こうやって子どもたちの主体性を引き出しながら、

関わるのって、とても難しいし、

一人一人に対して、向き合い、問いかける時間は、

とても多くなるんですよね。

 

1人じゃ正直3人まで、、、

現在8名、まだ増えつつあります。

 

あと2名くらい関わってくれる大人がいると助かる状況なんですね、、、

 

 関わり方に関しては、以下の記事をご参照ください。

nobukicorner.hatenablog.jp

 

nobukicorner.hatenablog.jp

 

nobukicorner.hatenablog.jp

 

関わり方のイメージ像として

よく使う言葉をお伝えします!

 

・それは僕が決めることじゃない。

・それを通してどうなって欲しい?

・それは何のために?

・なんでいいと思うの?

 

条件

誰でも構いません。というか、

その人その人の関わり方があると思います。

誰でもできると思います!というか、

できた形が、「それ」なんだと思います。

 

 ーーーー募集内容ーーーー

役割:サポーター

内容:活動のファシリテーション

時間:月〜金 17時〜18時30分(来れる時だけで大丈夫です)

場所:浜の家(津屋崎4−5−1)

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表面に成長を感じないように努力する。

中学生が自分で考え自分で活動することをサポートしていると、

どうしても、

 

ちゃんと意見を言えたとか、プレゼンがちゃんとできたとか、

企画を実施できたとか、

 

そういった目に見えて簡単に確認できるものを「成長したなー」と感じるポイントにしてしまいがちです。

 

でもそれって、表面なんですよね。

 

意見を言えたことよりも、なぜそう思ったのか?というところに目を向けないといけないし、

プレゼン頑張ったというのも、それは何のためになのか?を見てあげないといけないし、

企画を進行できたというのも、何を大切に思っていたのか?に目を向けてあげないといけないんですよね。

 

ただやるだけじゃ何の意味もない。

やったことを、メーンに評価してはいけない。

 

だから、僕も、そこを見ていてはいけないと思うんですね。

 

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今日の出来事ですが、

僕は仕事をしてたから部活には遅れて行ったんですね。

 

するとテーブルに置手紙が。

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今日やらないといけないことを話し合い、

プラスαで、よっちゃん祭のお礼まわりも考え、

自分たちで地域に出て行く。

 

さらに、遅れてくる僕のことまで気遣って置手紙をしたためる。

 

すばらしい。

こういうところに大きな成長を感じて行きたいなーと思います。

 

 

余談

そしてこの活動を引っ張っているのが、

学校ではクラスに入れていない半分不登校の男の子。

 

誰のどんな力がどんな場面で発揮されるのか、

それはわからないです。

 

だから僕たち大人は、

どんな力もちゃんと発揮されるような大きな器をつくっておかないといけないと思うんですね。

水をかける

僕が農業を始めた頃、ばあちゃんから「水かけ5年」と言われました。

 

野菜に水をかけることはとても難しく、

できるようになるためには時間がかかるということです。

 

これは本当に間違いない。

 

まず、水かけにムラがあることに気がつきます。

 

次に、表面を濡らすことと、十分に水をかけた時の違いに気がつきます。

野菜がある畝の上だけ見てもダメだし、表面だけ見てもダメなんです。

 

そして次が、その水かけには感情も影響を与えていることに気がつきます。

焦っていたり苛立っていると、上記のことを意識しても、思うように出来ません。

 

その感情との対峙の先に、技術があるんだろうと思います。

 

これは、教育も同じ。

 

言葉をかけることに、

ムラがあったり、

表面だけをみてかけていたり、

大事なことに気がつき始めても、

自分の感情との対峙が出来ていなかったり。

 

育つことを、手助けするためには、

農業も教育も、自分と向き合い、ゆっくりと与えることが大事なんだと思います。