津屋崎・毎日の大切なこと

津屋崎で日々暮らすなかで、耳にし、目にし、口にする、いろんなモノゴトを、自分の軸を持って綴ります。

三粒の種という言葉

三粒の種という屋号で、会社を経営しているので、

 
よく三人でやっているんですか??とか、
三つ事業があるからですか??とか、
 
聞かれます。
 
でも、実際は人数も事業数も関係ありません。
 
農業の諺で、
「一粒は、空を飛ぶ鳥のため、
一粒は、地を這う虫のため、
残りの一粒は、人のため」
というのがあるのです。
 
目の前の欲求に縛られることなく世界を俯瞰できる言葉です。
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このキャベツは、虫も食べてるし、鳥も食べてます。
だから、残りの2つが人間のものかな??(笑)
 
こうやって、野菜を食べられてしまうと、
損害金額だとか、食べるなら全部食べてくれよとか、考えてしまいます。
 
でも、そこにあるそれが、私のものであるのか、
ましてや私が育てたものであると言えるのか、
いつも疑問に思います。
 
わからないので、私ができることは、ありがたくいただくこと、ありがたく思ってくれる方のところへ届けること、それしかできません。