津屋崎・毎日の大切なこと

津屋崎で日々暮らすなかで、耳にし、目にし、口にする、いろんなモノゴトを、自分の軸を持って綴ります。

同化

空間というのは、思っているより区切られているのかもしれない。

 

だから、入っていないところに入っていることもある。

 

空間の仕切りは、壁や扉だけではないということだ。

 

何かの空間に入ると、たぶん複数の存在というのは同化を始めるのだと思う。

万有引力みたいに。

 

お互いに意識しあえばしあうほど、同化し始めるのだと思う。

 

その存在同士の多くの部分が同化し始めた時、

少しの違いが気になり始める。

 

きっとそんな時必要になるのが、

入っていることに気がついていない空間から、

一度出てみるということ。

 

そうすると、その少しの違いがいかにどうでもいいことかわかり、

さらに、同化できた部分の尊さ、愛しさを感じ始める。

 

そして、罪悪と明瞭さを糧に愛を持ち直すのかもしれない。